すい臓がん

すい臓がんとは

膵癌とも呼ばれるがんの一種、割合的には女性よりも男性の方が多く見られます。発生部位であるすい臓と言う名前は知っていても役割は把握していない人も多いのではないでしょうか。すい臓とは消化器官の一種で小さめの臓器なのですが、すい臓の働きが弱まると糖尿病になる確率が高まる非常に大切な役割を担うものです。インスリンなどホルモンの分泌にも関わる臓器なので、この部位に悪性腫瘍が発生すると体に様々な影響を与えるのです。発症部位によって名称が異なり、多くは十二指腸方面で発生する「膵頭部がん」と膵体方面で起こる「膵体尾がん」の二つに分けられます。
治療のみならず初期症状が基本的には存在しない事から発見も難しい事から、非常に厄介ながんとして認識されています。再発率も高く、遠隔転移まで症状が進むと予後もあまり良いとは言えません。

すい臓がんは、その名の通りすい臓で悪性腫瘍が出来る病気の一種。元々厄介ながんの中でも特に治療が困難とされています。発症して1年を経たずに8割以上もの人が命を落とすと言う統計から如何に厄介なものか分かります。

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すい臓がんの原因

喫煙や飲酒など色々な説が挙げられていますが、正確な原因はまだ分かっていません。発症しやすいと考えられるものには次の様な特徴も考えられています。多く該当すると思った人は、一度病院で検査を受ける事をオススメします。

  1. 50代以降の中年期
  2. 体重や食欲の減少
  3. 腹痛や発熱が繰り返される
  4. 喫煙やおさけ(またはカフェイン)の摂取量が多い
  5. 糖尿病を持っている
  6. 食生活が偏っている(肉食ばかりなど)
  7. 血液検査を受けた際にアミラーゼが一般よりも高いと診断された事がある
  8. 身内にすい臓がん患者がいる

すい臓がんの症状

初期段階では目立った症状もなく、自覚症状自体も少ないので発見しにくくなっています。これがすい臓がんを厄介とする原因の一つなのです。最初は食欲があまり無くなり、倦怠感を感じる、または体重の減少と言った症状が見られる程度です。症状が進行すると背中やお腹の痛み、黄疸、発熱、下痢と言った症状が出始めます。尿の色が通常と異なったり、糖尿病になったら高い確率ですい臓がんと疑うべきでしょう。糖尿病の症状が悪化した場合も同様に考えましょう。

すい臓がんの検査

容易に行える方法として血液検査や超音波検査が挙げられます。しかし、これらでは初期段階での発見は困難なので予防としてはあまり効果的と言えません。確実性を求めるのなら腫瘍マーカーや超音波内視鏡検査(超音波装置が使われた内視鏡検査)を行うのがベストです。ただし、超音波内視鏡検査は検査時間が他の方法に比べると大幅に長くなると言う欠点もあります。

すい臓がんの治療

すい臓がんは主要の大きさが2cm以下の状況である1期から、転移が見られる末期の4期まで病期が存在します。その病気と症状の度合いなど、状況によっていずれかの治療が行われます。

すい臓がんの外科療法

手術を行う事で、直接腫瘍のある部位を切り取る手段。すい臓内でも腫瘍がある場所によいって術式は異なっています。身体への負担が大きい為にお年寄りや小さな子供には難しい方法です。また、病期が進んで転移症状が見られる場合は行われません。代わりに症状によってはバイパス手術などを行うケースも見られます。この療法を行っても、8割以上の人が再発すると言う統計が出ています。

すい臓がんの放射線療法

患部に対して放射線を照射する事で、悪性腫瘍の破壊を試みます。転移まで症状が進んでいるとあまり効果はなく、それ以外の原因で外科療法が行えない場合に用いられます。すい臓の性質上、基本的には化学療法と併用して行われていますが稀に外科療法と組み合わせる場合もあります。

すい臓がんの化学療法

抗がん剤など点滴を使って全身へ施す方法、血液を循環する為に全身に効果があるのが利点。遠隔転移に対しても非常に効果的です。ただし、抗がん剤による副作用も発生しやすくなっていますので、すい臓がんが治療出来ても違う症状が出る事も充分予想出来ます。

その他

免疫療法や遺伝子治療などが挙げられますが、これらは標準治療とはまだ言えず錯誤段階の療法です。安全性についても確認段階なので上記の療法が行えない、または効果が不十分な場合に行われる事があります。

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