緊張型頭痛(きんちょうがたずつう)

誰でも一度は経験したことのある頭の痛みには実は何種類かあり、それぞれに原因となるものも症状も、対処の仕方も変わってきます。こめかみの辺りが締め付けられるようにギチギチと傷む頭痛を経験したことはありませんか? 頭痛と一緒に肩・首・背中にも重たい痛みを感じることはありませんか? こういった頭痛の症状は、「緊張型頭痛(きんちょうがたずつう)」の典型的な症状なのです。もし緊張型頭痛可能性がある場合、緊張型頭痛とはどういうものか、症状や対処法を知ることで毎日を快適に過ごすための参考にしてください。

緊張型頭痛とは

頭の痛みは人によって程度に差はあったとしてもほとんどの人が一度くらいは経験したことがあるものだと思います。頭のどこかに痛みを感じる頭痛には大きく「片頭痛(へんずつう)」「緊張型頭痛(きんちょうがたずつう)」「群発性頭痛(ぐんぱつせいずつう)」「疾患による頭痛」の5種類に分けることが出来ます。日本人に特に多いといわれているのが「片頭痛」と「緊張型頭痛」です。片頭痛は血管が拡張してしまうためにおこることが多く、頭に脈打つようなリズムでズキンズキンと痛み、親が片頭痛持ちの場合、子へと遺伝しやすいといわれています。頭の痛みが頭の左右どちらか片方だけに現れることが多いことから「片頭痛」と呼ばれていますが、左右両方にいっぺんに出ることもあります。「緊張型頭痛(きんちょうがたずつう)」または「筋緊張型頭痛(きんきんちょうがたずつう)」の場合は頭をぐっと締め付けられたような痛みで首・肩・背中にこりや痛みと同時に感じる場合が多い頭痛です。頭の前のほうやこめかみ周辺に比較的長い時間痛みが現れる頭痛で肩こりやストレスなどによって血液の流れが悪くなっている場合に起こりやすい頭痛です。

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緊張型頭痛の症状

緊張型頭痛の場合一番多い症状は、頭全体もしくは「おでこ」や「こめかみ」周辺といった頭の前部分に締め付けられるような痛みがあります。また、そのほかの症状としては、首・肩・背中周辺にも痛みや重い感覚を伴うことが多く慢性的な肩や首のコリに悩まされている人に多いようです。この緊張型頭痛の痛みは少し前まで「筋収縮性頭痛」とも呼ばれていたもので、女性に多いことでも知られています。

緊張型頭痛のチェック

たかが頭痛と侮ってはいけません。頭痛が起きる原因は身体の内部の不調を訴えている場合もあるのです。しかし、緊張型頭痛はほとんどの場合、頭蓋骨の中に問題があるわけではなく頭周辺の筋肉や血管の働きと頭痛を感じる部分も頭蓋骨の外側の神経に痛みを感じます。自分が緊張型頭痛を引き起こしやすいタイプかどうかチェックしてみましょう。

  1. パソコンを長時間使っている
  2. 長い間同じ姿勢でいることが多い
  3. 緊張することが良くある
  4. 身体が硬い
  5. めまい(眩暈)を感じることがよくある
  6. ストレスを溜めやすい
1〜2以上当てはまると「緊張型頭痛」の可能性があります。あなたの頭痛は緊張型頭痛ではありませんか?

リンパ節のしこり・腫れ・炎症・腫脹・痛みなど

リンパ節は身体の中をチェック・調整して全身が健康的に保たれるように様々な役割を果たしています。そのため、このリンパ節が大きくなったり、しこり・腫れ・炎症・腫脹・痛みなどが感じられた場合は、身体のどこかに異常がある場合やリンパ節自体に何らかの異常があると考えることが出来ます。

緊張型頭痛の主な原因

頭を支えている首や肩の筋肉が凝り固まってしまうことで血行が悪くなったり、長時間筋肉が緊張しているような姿勢や体制を続けたりすると乳酸・ピルビン酸などの疲労物質がたまり神経を刺激してしまうために痛みを感じることになります。長時間同じ姿勢をとらなければならないデスクワークやパソコンを使って肩や首に負担をかけているような人、またはいつも同じ方向から鞄を肩にかけているような人は、緊張型頭痛を引き起こす前にも慢性的な肩こりや首のコリに悩んでいることが多いようです。また、ストレスを溜めやすい人は、知らず知らずのうちに身構えてしまったり緊張して身体を硬くしてしまうことがあります。こういったストレスが原因となって起こるからだの緊張もまた、血管や神経に負担をかけてしまうこととなり緊張型頭痛を引き起こしやすくしてしまいます。

緊張型頭痛の対処方法

緊張型頭痛を引き起こす原因がなんとなくわかってきたら、緊張型頭痛が起きないような対処をしたり、軽い痛みのうちに治せるように治し方を覚えておくといいと思います。長時間同じ姿勢やパソコンを長い時間使っている場合には、定期的に身体を動かすことを習慣付けると緊張型頭痛を予防することが出来ます。このとき、凝り固まった首・肩・背中を大きく動かすような体操をするだけでもかなり違ってくると思います。鞄をいつも決まった側に持つ人は両方の肩に交互に鞄をかけるようにしてみてください。ストレスを溜めやすい人の場合、深呼吸をするように心がけてみるのも良い治療法だと思います。本当はストレス自体をなくしてしまえれば一番良いのですが、なかなか簡単に解消できないこともありますよね。ストレスが溜まると知らず知らずのうちに身体全体に無用な力がはいってしまいますので、大きく息を吐くことで身体の余計な力を抜くようにすると緊張型頭痛の簡単な予防になります。

緊張型頭痛の治し方

緊張型頭痛はあまりにもひどい場合でなければ、仕事などにも支障がない程度の痛みで収まってしまうことも多くあります。しかし、弱い痛みであっても何度も繰り返して緊張型頭痛が起きるのは良くありません。ひどい痛みではないときには、痛みを感じる部分だけに冷たいタオルを当てると痛みが和らぎます。また、市販の鎮痛剤などの薬や緊張型頭痛用の漢方薬を処方してもらうのも、良いと思います。痛みがあっても薬使うことを我慢する人もいますが、我慢することで脳の中にストレスを感じ神経を刺激する物質が出てしまうと痛みはさらに強くなることもありますので、悪循環になってしまいます。そのほかにも緊張型頭痛を日常的に治療していく方法としては、筋肉のコリや固くなった部分をほぐしやすくするためにこめかみから耳にかけてのリンパマッサージ、緊張型頭痛に効果的なツボのマッサージや入浴もお勧めです。

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