腹部や下腹部にガスが詰まっているような感じで張ってきて苦しい状態のことです。胃部膨満感だと胃がつかえて食欲も落ちてしまいますね。ただの膨満感だと病院で検査しても何の異常もないことがほとんどです。
膨満感の原因
膨満感の原因として考えられるのがご飯などの澱粉類の食べすぎや食事を飲み込むときに、一緒に飲み込む空気の量が多くガスがたまったりしてしまうことが考えられます。また、疲労で胃腸の働きが低下しているときにもしばしばみられ症状です。膨満感を抑えるには澱粉類の摂取を減らし、炭酸類の飲み物やビールはガスを発生させやすいのでできれば避けたいものです。胃腸の働きを正常にするためにも、食事は栄養バランスを考え、不規則な生活をしないことです。
膨満感の胃腸薬
膨満感に効くと宣伝しているテレビコマーシャルがありましたが、あなたの膨満感はいつどんなときに起こりますか? それによって服用する胃腸薬の種類が違ってくるのです。
食後すぐ
食後に膨満感を感じるときは食べ過ぎによるものが原因です。胃に食べ物が入りすぎて胃の働きが追いつかずに負担がかかっている状態です。ですから服用する胃腸薬は消化剤タイプがいいでしょう。消化酵素が入っていれば食べたものの分解を促してくれて十二指腸へと運ばれるのを助けます。消化酵素と健胃成分の入っている胃腸薬がお勧めです。
食後3〜4時間
食後しばらくしてから感じる膨満感は食べたものの消化が思うようにされていなく、胃の働きが弱っているのが原因でしょう。通常、胃に入ったものは3時間程度で消化されていきますが、胃の働きが弱っていると胃粘液の出も悪くなり、蠕動運動も弱まります。そのためいつまでも食べた物が胃に残っているためにもたれたり膨満感を感じてしまうのです。
胃の働きと、胃粘液の分泌を正常に戻すことで改善されますので、胃粘液分泌を促進する成分と、健胃成分の入った胃腸薬を服用しましょう。
これらのことを行っても、膨満感が長期に渡ってある場合はなにか疾患が隠れている場合がありますので医師の診察をうけましょう。
膨満感に隠れている疾患
普段の生活の中でみられる消化不良や食べすぎ、慢性の便秘などの膨満感のほかに、自律神経失調症など、医師の診断なくしては改善されない疾患が隠れている場合があります。腸炎や炎症、腫れなどのほかにも腎不全や肝硬変末期でみられる腹水、循環器系の異常でも膨満感がみられますし、子宮腺筋症や胆石症、前立腺肥大などでも膨満感がみられます。ここでは書ききれないほどの疾患の可能性もありますので、長期に膨満感が続くようであれば診察を受けるようにしてください。
膨満感に効くツボ
一時的な膨満感のときは、仰向けになってツボを押してみましょう。へその周りには膨満感に効くツボが集まっています。へその下3センチほどの場所にあるツボとさらにそれから3センチ下がった場所のツボ、へその横4センチほどのところとその3センチほど下のツボ、円を描くように手のひらでマッサージしてみましょう。回数は10〜20回です。
生活改善
不快な膨満感にならないためにも、日常の生活を見直してみましょう。規則正しい生活や食事をするだけでも生活習慣病の予防にもなります。ストレスをためないのが一番ですが、全くストレスをためない生活というのは不可能でしょうから、ストレスが溜まったら発散するようにしましょう。生活を規則正しくしていつも明るくしているだけでも元気になれるものです。